夫や妻の浮気調査、人探しといった様々な問題解決のサポートを行う探偵。
探偵は職業として今ではたくさんの方に認知されていますが、探偵の起源についてはほとんど知られていないのではないでしょうか。探偵はどのように、いつ頃はじまったのでしょう。
こちらでは、探偵の起源についてご紹介したいと思います。

探偵の歴史

探偵の歴史はまだ浅いように感じますが、古代まで遡ることができます。
古代まで遡る理由として、戦いにおいて古代から敵の情勢を知るための有効な手段として、要員の存在がありました。情勢を探る要員の存在を探偵と考え、戦いの歴史同様に古代まで遡ることができるからです。

イギリスやフランスなどの欧米諸国では探偵社が設立される以前、すでに私立探偵と呼ばれる人々の存在はありました。イギリスで産業革命が起こった19世紀中頃、商業・産業が発展し、開花した都市では人口集中が急速に進み、これまでの生活範囲を超えたことから個人では情報収集が難しくなってしまい、探偵社が設立されるようになっていきました。

探偵社が世界ではじめて設立されたのはフランスで、1833年のことです。
フランス軍の兵士だったフランソワ・ヴィドックという人物が私立探偵を誕生させました。彼は、兵士の経験だけでなく犯罪者の経験もあり、その経験を活かしパリ警察の密偵として重宝されていたそうです。
その後、アメリカでピンカートン探偵社が1852年に誕生しました。
アメリカで最も有名な探偵社であるピンカートン探偵社は、リンカーン暗殺計画を未然に阻止したことで知られています。

それから約30年後の1889年に日本ではじめて東京の日本橋に探偵社が設立されました。

日本は、経済・社会背景が欧米とは異なったため、欧米の探偵とは違ったかたちで発展してきました。
依頼者を守る探偵業法が2007年6月には施行され、探偵業界は健全化が計られていますが、それ以前は誰でも探偵を名乗り開業することができました。 中には悪質な業者も存在し、探偵業界全体のイメージの低下の根源となっていましたが、探偵業法の施行と、健全な営業をしている多くの探偵社の努力で探偵のイメージは少しずつ改善されつつあります。
プログレスは安全・安心な探偵社として今後も探偵業界全体の健全化に全力で取り組みます!